8/14の朝日新聞の社説の縮約(20/30)

8/13は朝刊がなかった。

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1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
1   貿
2 F T A
3 T P P
4   1 1
5 貿 と、
6 姿
7   貿
8
9  
0
1
2  
3
4  
5
6  
7
8
9  
0 貿

第1段落のFTAとTPPについては略称で良いだろうと思う。

表題は「公正・自由の原則守れ」となっている。ただ、これは原理とでも言うべきものであり、抽象的すぎる。

読み進めていくと、「公正・自由の原則守れ」という原理から導かれる第4~6段落の「高関税措置への反対姿勢を示し、米国を説得すること」が見つかる*1

これが本文の主張であると考えられる。

そこで、第3段落については軽く触れる程度にした。「丁寧な議論を重ねながら、その道を探る」というのは第6段落で「粘り強く説くべき」とより短く言い換えられていることも決め手となった。

第2段落の「11月」というのは入れるスペースが余っていたため入れているが、この縮約では必要ではない。

本文では、「次の会合が9月に開かれる」と第7段落にある。第2段落で11月に中間選挙があることについて触れることで、次の会合が中間選挙の前にある(だから、より強硬な姿勢で来るかもしれない)ことを示唆していると考えられる。

ただ、第7段落は新しい情報であるものの、「具体的なこと」という表現が曖昧で情報としての価値を見いだせなかった。

それよりは、第8~10段落にスペースを割いたほうが良いと考えた。

第11段落は(いつものこととはいえ)急に大きいことを言いだしたな、という印象を受けたため入れるか迷ったが、入れなければ尻切れトンボになるのも確かなので一応入れておいた。

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*1:高関税措置は公正・自由の原則を破っているという前提もある