7/27の朝日新聞の社説の縮約 (3/30)
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1 | 今 | 年 | は | 節 | 目 | の | 年 | で | あ | る | 。 | |||||||||
2 | 政 | 府 | は | こ | の | 年 | 末 | 、 | 防 | 衛 | 計 | 画 | の | 大 | 綱 | と | 、 | 中 | 期 | |
3 | 防 | 衛 | 整 | 備 | 計 | 画 | の | 改 | 定 | を | 予 | 定 | し | て | い | る | 。 | |||
4 | 日 | 本 | の | 平 | 和 | と | 安 | 全 | を | ど | う | 守 | っ | て | い | く | の | か | 、 | |
5 | 徹 | 底 | 的 | な | 議 | 論 | が | 求 | め | ら | れ | る | 。 | |||||||
6 | 当 | 面 | の | 焦 | 点 | は | 「 | イ | ー | ジ | ス | ・ | ア | シ | ョ | ア | 」 | だ | 。 | |
7 | 政 | 府 | は | 秋 | 田 | ・ | 山 | 口 | 両 | 県 | へ | の | 配 | 備 | を | 目 | 指 | す | が、 | |
8 | 地 | 元 | は | 反 | 発 | 。 | 導 | 入 | の | 是 | 非 | を | 再 | 考 | す | べ | き | だ | 。 | |
9 | 最 | 大 | の | 問 | 題 | は | 、 | 安 | 倍 | 政 | 権 | が | 専 | 守 | 防 | 衛 | に | 反 | す | |
0 | る | 兵 | 器 | の | 導 | 入 | を | 目 | 指 | し | て | い | る | こ | と | だ | 。 | |||
1 | こ | れ | は | 戦 | 後 | 日 | 本 | の | 抑 | 制 | 的 | な | 防 | 衛 | 政 | 策 | か | ら | の | |
2 | 明 | ら | か | な | 逸 | 脱 | で | あ | り | 、 | 看 | 過 | で | き | な | い | 。 | |||
3 | 安 | 倍 | 政 | 権 | に | な | っ | て | 防 | 衛 | 費 | は | 6 | 年 | 連 | 続 | で | 増 | え | |
4 | て | い | る | 。 | 来 | 年 | 度 | も | 一 | 層 | 膨 | ら | む | 見 | 通 | し | だ | 。 | ||
5 | 自 | 民 | 党 | は | 防 | 衛 | 費 | の | 対 | G | D | P | ( | 国 | 内 | 総 | 生 | 産 | ) | |
6 | 比 | 1 | % | の | 突 | 破 | を | 求 | め | て | い | る | 。 | 極 | め | て | 無 | 責 | 任 | だ。 |
7 | 近 | 隣 | 外 | 交 | に | 力 | を | 尽 | く | し | 、 | 国 | 民 | の | 理 | 解 | を | 得 | な | |
8 | が | ら | 防 | 衛 | 力 | の | 姿 | を | 描 | く | 。 | そ | れ | が | 現 | 実 | 的 | な | 道 | だ。 |
9 | 安 | 倍 | 政 | 権 | が | 平 | 和 | 国 | 家 | の | さ | ら | な | る | 変 | 質 | を | は | か | |
0 | る | こ | と | は | 許 | さ | れ | な | い | 。 |
題名に入っている単語は主張に直接絡んでいると言えるだろう。そのため、「節目の年」や「徹底的な議論」は入れておく方が良いと思う。
修飾語はできるだけ省くようにしている。ただ、専門用語の説明になっているものは判断が難しい。
今回の場合は「イージス・アショア」がそれにあたる。
本文のように『陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」』としてしまうと長すぎる。ただ、「イージス・アショア」だけでは何のことだか正直分からない。
「最大の問題は専守防衛に反する兵器の導入」だと本文にある。
「イージス・アショア」の問題はその一例だと考えられるため、「当面の焦点~導入の是非を再考すべき」という箇所は省いてしまっても良いかもしれない。
こうすれば「イージス・アショア」の説明について悩む必要はなくなる。
社説の内容について少し考えてみる。
「新聞が数字を持ってきたら割合を、割合を持ってきたら数字を見ろ」というのは新聞を読むときの心構えの一つだ。
今日の社説では「防衛費が過去最大の5兆1911億円にのぼる」という、数字の記述がある。「過去最大」という煽り文句まである。
格言に従い、割合を確認しておく。
2017年度の軍事費の対GDP比は0.93%で、1%を超えてはいない。
また、ここ30年ほどは0.93~0.96%を推移しており、その割合は大きく変わっていないようだ。
一方中国はここ20年2%付近で変わりない。
ただ、中国はGDPが増えているため、割合が同じでも実際の数字は増えている。なんだか不安になってくる。
軍事費の拡張の是非については知識が少なく、特に意見を言うことはできない。
ただ、自民党も軍事費を増やしたいなら、反発が生じる1%の突破という方法ではなくGDPを増やす方向に進めばいいのに、と思ってしまった。
もっとも、GDPが増えたら軍事費も「過去最大」を更新してしまうのだけれど。
参考にしたサイト: www.garbagenews.net
語句の意味
大綱:ある事柄の根本となるもの。大づかみにとらえた内容。
看過:見逃すこと。
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