7/29の朝日新聞の社説の縮約 (5/30)

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これまでの倍以上の長さである。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
1  
2
3  
4 で、
5
6  
7
8  
9
0  
1 だ。
2  
3
4  
5
6  
7  
8
9
0

長いため、いくつかの段落を一つにまとめている。

「きわどい地点」だと言えることの根拠として、今の日本とナチスドイツとの類似が挙げられている。

ナチスドイツ側はポムゼルとアイヒマンが示されており、日本は森友・加計の両問題が述べられ、一連の動きがオーウェルの「一九八四年」に似ているとしている。

次に内容について少し考えてみる。

ナチスの問題でまず責任を追及されるべきは支配者であり、個人ではないだろう。

ポムゼルやアイヒマンの話は後味が悪いが、自分が同じ立場になったときにはやはり罪の意識を感じにくい(感じたくない)と思う。

今の日本で同じようなことが起きているということから、問題は個人だけではなく組織の仕様にあると考えられる。

この社説でも、罪悪感を持たない個人を詰ってはいない。

問題は支配者と、その組織にある(民主主義では、支配者を選ぶのは個人ということになっているのだけれど)。

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