8/21の朝日新聞の社説の縮約(27/30)

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第1段落では、SDGsが示される。これを作る土台作りをアナン氏はしたようなので、入れるべきだろう。

第2段落だけでは「ふさわしい」と考えているのがアナン氏なのか筆者なのかがわかりにくいが、第3段落を読むとこれはアナン氏の考えであることがわかる。

第3段落には「そうした包括的な発想」とある。これが第2段落の「戦争に限らずさまざまな問題に取り組んでこそ平和の行動」という考えに対応する。

この発想を広めたのがアナン氏の功績だという。そのため、「包括的」という言葉は外せないだろう。

また、この発想は国連の目標である「地球上のだれ一人も取り残さない」に通じる。

すなわち、「包括的」というニュアンスは第2段落までかみ砕かなくとも、第1段落の目標に表れている。

そのため、第2段落は省略する。

第4段落では任期が示され、任期中の主な出来事について述べられている。

具体的に書きたいところだが、文字数が足りないため曖昧な表現にとどまる。

第5段落ではアメリカに対抗した国連の動きについて述べられている。

「人間の安全保障」という発想は第3段落の「包括的な発想」とほぼ同じ意味だと考えられる。

そのため、ここで初めて出てくる「ミレニアム開発目標」の説明に文字数を割く。

第6段落は入れたいところだが、長すぎるため省略した。内容は第3段落と同じだと考えてよいだろう。

アナン氏の功績はノーベル平和賞という形で評価されたようだ。

第7段落は現在の状況について述べている。第4段落の任期を縮約に入れたため、「あれから10余年」という情報は不要になる。

第8段落も具体的に説明したいが、ユネスコの正式名称が長すぎる。

安保理が機能していないことを示すのが精一杯になった。

第9段落は安保理が機能していないことを示す例となっている。

第10段落は国連の現状を受けて問題提起をしている。

第11段落は第6段落を省いた以上入れようがない。

第12段落は、現在の国連事務総長の考えと筆者の主張でまとめられている。

事務総長の考えはアナン氏とほとんど同じである。

特に「紛争予防の重視」とあるため、第9段落の内容を入れておく理由ができる。

第12段落には「SDGsとともに」と書かれているが、個人的には国連の意義そのものが問われているのだから、SDGsの実現は二の次のように思える。

もちろんSDGsは重要ではあるが、2030年に国連が存在しているかさえ定かではないのだから(さすがに悲観的過ぎるか?)。

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